身長のご相談で来院される患者様へ
低身長や伸び率の低下で受診の際、持ってきていただきたいもの
低身長は同姓・同年齢のお子様の身長と比較し、-2SD(100人いたら下から2-3番目)以下と定義されています。 また-2SDを下回っていなくても、ここ2年くらいの身長の伸び(伸び率)が周りと比較して極端に小さい場合にも低身長と考えます。
基本的には体質や思春期時期のずれなど病的ではない場合が多いですが、ホルモンの分泌異常や大きな病気が隠れている場合もあります。初診で大事なのは「成長曲線」を作成することですので、初診時に
①母子健康手帳
②幼稚園や保育園、小学校や中学校で測定した身長の記録
を持参していただけるとスムーズに診療をすすめていけますので、忘れずお持ちください。